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【書籍 おすすめ】人は話し方9割 ~1分で人の動かし、100%好かれる話し方のコツ~ 読んでみた感想書きました

こんにちは nyo-gult(飲むヨーグルト)です。

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今回ご紹介する本は「人は話し方が9割 ~1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ~」と言う本を読んでみました。

最近は、ニュースやSNS等で職場や学校でコミュニケーション力の問題から、自己肯定感が失われ、本来その人が持つ個性や長所が生かせず悩まれている方の記事を目にすることが多くなりした。

また、人間社会で欠かすことのできない人との会話…もっとも日々の暮らしの根幹であるものを今一度見直してみたいと思います。

 

私自身も人前で話す時や会議の場で話す時など、緊張してうまく話ができないこともあります。

会話で悩むことが多い日常で、少しでもこの本をきっかに会話が楽しめるようになりたいと思い本書を手に取りました。

 

著者:永松 茂久

プロフィール詳細

https://ameblo.jp/shigenii1214/


個人的に注目したポイントは、全部で5つです。

 

ポイント①【はじめに】会話下手な人が、人と話すのが楽しくなるコツ

本書は、「もっと話し方がうまければ人生うまくいくのに…」と言う文章から始まります。多くの方が抱える悩みです。そして話し方がうまくなるには、「苦手な人との会話を避け、大好きな人との会話を楽しむこと」と以外な答えで、どのようしたら人とうまく話せるのか?はじまりから興味を持たせる内容です。

 

ポイント② 第1章 人生は「話し方」で9割決まる

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引用元:pixabay

話す力は、「スキル」より「メンタル」

この章で印象に残ったのは、話す力は、「スキル」より「メンタル」と言う指摘でした。私は社会生活の中で話す力とは、深い知識や経験にもとづくスキルにあると思っていたからです。話す力で大切な「メンタル」とは、自己肯定感が大切と言うことです。

自己肯定感とは…「自分は今、しっかりと自分の人生を生きている。周りの人が何を言おうと自分は価値ある人間なんだ…」とはっきり言える人は、自己肯定感が高い人と言えます。

 

しかし、多くの方はそうではないはずです。

 

「自分に自信が持てない方」や、「周りの目を気にしてしまう方」が多いと思います。この状態が自己肯定感が低い状態にある…

この状態にあると話すことに前向きなれません。

 

また自己肯定感が低くなる要因は、会話中におこる自分に対する相手からの否定があります。

 

著者は、その否定を気にしないことが大事であり、自己肯定感を高める会話方法として

・否定しない
・うなずく
・プラストーク(ポジティブトーク) 

 

を意識することで自己肯定感が高まると指摘しています。

この指摘は、印象に残りました。

 
ポイント③ 第2章「また会いたい」と思われる人の話し方

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引用元:pixabay

相手との共通点は「食べ物」「出身地」「ペット」で探そう

第2章は、「また会いたい」と思われる人の話し方をまとめた内容で「人間は、一番大切なのは自分であり、自分をもっと好きになってもらいたい…」と言う心理面を捉え、会話の主体を自分から→相手に移したコミュニケーションの上手な取り方が紹介されています。

 

私が注目したのは「相手の共通点は、食べ物、出身地、ペットで探そう」と言う章です。ビジネスシーンにおいて、初対面の方と話をする機会は多いのではないでしょうか?

政治や宗教は、ナイーブなテーマですし論争に発展しかねないので避けるべきす。

そこで話の場を持たせる3つキーワードは話を膨らませやすいと感じました。

 

そこで3つのキーワード

・食べ物
・出身地
・ペット 

 

 

食べ物は、人間の絶対の欲求の1つです。どんな方でも好きな食べ物はあります。私で言えばラーメンが好きですが、その話題を振られたら間違いなく好きなラーメンの話をし気分よく話ができると思います。また、話し相手に対しても親近感を覚えます。

同様に「出身地ネタ」や「ペットネタ」も同じことが言えます。共通項を見つけ話が盛り上がれば「また、あの人に会いたい…」という思いが湧いてきて、また話がしたいと思うに違いありません。

 

このようなコミュニケーションを続けることで話し方が磨かれるのではないしょうか。

 

ポイント④ 第3章 人に嫌われない話し方

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引用元:pixabay

話上手な人は、余計な一言を言わない

 

人に嫌われない話し方とは、どんな話し方なのだろか?

私は、ある時期に考え込んだことがありました。

なかなかはっきりした答えがわからず悩んだ時期がありましたが、ここで著者が分かりやすい例え話で解決策を提示してくれています。

ある人が「私は、犬が好きなんです。」と言う話をした場合、「僕は、犬が嫌いです。」と言い返す人は相手の気持ちも考えずに余計な一言を言い返してしまう…

 

心に余裕がないときにやりがちな返答ですよね。

 

しかし、ここで「そんなに可愛いだね。いいね」と答えを返せば、相手は嫌な思いはしません。余計な一言をなくし、相手の感情に寄り添うことで嫌われない人になれると言えます。

 


ポイント⑤ 第4章 人を動かす人の話し方

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引用元:pixabay

いい会話は「安心」から生まれる

この章で印象に残ったのは、いい会話から「安心」が生まれると言うフレーズです。

人はリラックスしている状態が最もパフォーマンスが良くなります。逆を言えば緊張するとパフォーマンスが上がらない…

無理に相手に合わせる必要はなく、安心して会話できる人との時間を増やし話すことが「話すことが苦手」と言う意識のブロックが解除される…

 

人は、自分より賢く利口な人の話に無理についていこうとする習性があります。

自己成長のためには、時には無理をして話し方を合わせることもありますが、度を過ぎると「話すことが苦手」と言う意識に変化しかねません。

 

このバランスをとるためにも、難易度の高い人と無理に話さなくても良いと言うメッセージを送ってくれているように感じます。

「人は話が9割」を読むべき人

・人と話すことが苦手な人

・人に嫌われない話し方を知りたい人

・話し方を変えて人生を変えたい人

・話す相手方の心理状態を知りたい人


まとめ

本書は、話し方にフォーカスした内容になります。

相手とのコミュニケーションにおいて「嫌われない話し方」や「人を動かす話し方」など、人の深層心理に迫って根拠を用いながらわかりやすく説明されているので大変参考になります。

また、人と話す上で大切なのは「いかに相手の話しを聞くことができるか…」

ここで9割決まると言っても良いのではないでしょうか。

人に好かれる人がおこなっている拡張話法は、すぐに実践でき検証も可能でみなさまにお勧めです。本書を読むことで、一段階ステップアップした会話を実感できるのではないでしょうか。