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【40代 無職】仕事探し日記⓻最終回 コロナ禍でも諦めない!!

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こんにちは nyo-gult(飲むヨーグルト)です。

 

【40代 無職】仕事探し日記⓻最終回です。

つまり転職先が決まりました…やっとです。

 

私の経歴

大学卒業後、
医療機器営業 約5年(正社員)
健康診断 受診手配・代行業(正社員5年)
小売業(ホームセンター)販売員(非正規7年)
2019年9月 7年間勤めたホームセンターを退職。
 

正社員採用を目指し転職活動をおこなうことにしました。

コロナショックで内定取消!? 苦戦の転職活動

2019年は、転職活動をおこなうも良い企業に恵まれず内定を辞退するケースが続きました。そして、2020年に入り健診バスをリースする事業会社より内定をいただき3月に入社予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により「まさかの内定取り消し…」再度の転職活動を余儀なくされました。

 

正直、新型コロナウィルスの影響は想像以上に大きいものでした。

 

4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言をが発令され、4月16日に対象を全国に拡大…

そして解除された日が5月25日でした。

 

この約1カ月半の間、企業へ応募するものの緊急事態宣言解除後でなければ、選考を進めない企業がほとんどでした。

 

早く転職活動をしたい気持ちがありましたが、当時は外出を制限され家に籠る日々が続きました。

 

精神的に厳しい状況でした。

 

40代が直面する応募先の現実

新型コロナウィルスの感染拡大よる緊急事態宣言発令…

この影響が雇用環境にどのような影響を与えたのでしょうか。

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引用元:nippon.com

上図の厚生労働省が発表した5月の求人倍率は、1.20倍に減少しています。一人の求職者に対して何件の求人があるかを示す数値だけにコロナショックによる落ち込みが明らかとなっています。

下図の総務省が公表した労働力調査によれば、完全失業率は0.3ポイントアップの2.9%となり3カ月連続で悪化しています。完全失業者数は、前月比19万人増の197万人とこちらも増加しています。

 

このような状況下で40代の転職活動は、どのような業界・職種に応募することになるのか?私が経験したことを記したいと思います。

 

当初は、過去に経験した職種で正社員募集の企業に応募しました。

・医療機器販売
・ヘルスケア業界
・健診業界
・小売業(HCやスーパー、ドラッグストアなど) 

 

結果は、すべて全滅…

 

寂しい結果となりました。

 

コロナショックの影響で転職市場が厳しいとは言うものの、40代が応募できる業界職種を見てみるとどのような業界があるのか?

 

40代が応募できる職種
・タクシー業界
・物流業界(トラック運転手)
・警備業界
・不動産業界
・介護業界

 

転職サイトで「40代」で検索すると上記の業界求人が多く出てきます。つまりは、人手不足の業界と言うことになります。

 

ですが、多くの40代の方はそれぞれの業界で長く働き、その業界におけるノウハウを多く持っているはず…それが生かせる求人は少ないと言う印象を受けました。

 

なんだか世知辛い世の中…と感じざる得ません。

 

私は敢えて上記の業界へは応募せず、過去に経験した職種で応募を続けました。

 

 するとあるメーカーから書類選考の通過した旨と面接をおこないたいと言う連絡を受けました。

 

そのメーカーとは、以前に勤務していたホームセンターで扱っていたケミカル商品を製造・販売している会社でした。

私は、ホームセンターにおける販売職の経験と過去の営業職の経験が生かせるのではないかと思ったからです。

 

面接ではホームセンター時代の実績が高く評価され、正社員として内定をいただくことができました。

 

2019年9月から始まった転職活動も新型コロナウィルスの影響により、内定取り消し…と言う憂き目にあいながらも11ヵ月の時を経て転職活動を終えることができました。

人生100年時代 40代からのセカンドキャリア

40代からの転職活動は、かなり大変でした。

 

コロナショックがおこらなけらば世界経済は、後退局面に入ることはなく求人数も下がることはなかったと思います。

厚生労働省の日本人の平均寿命を調査した結果では、2018年ベースで男性81.25歳、女性87.32歳と過去最高記録を更新しています。

人生100年時代に突入し、テクノロジーの進化によって単純労働は機械化され人の手を必要とする仕事は減り続けていきます。

また、大手企業であれば45歳を境に会社に残れる一部の人を除き、リストラも加速していくことでしょう。

 

なのに人生100時代です…

 

私は、今後のトレンドとして40歳を「第一の定年制」にして新たなキャリアを築く新しい取り組みが必要ではないかと考えています。社会に出て20年…多くの方が色々な業界・職種で経験を積んだ世代です。その経験を生かせる次のステップに進めるような転職市場であってほしいと思っています。40代の一人ひとりが希望する業界・職種に転職できる世の中になればイキイキと働ける人が増えるはずです。

まとめ

残念ながら40代の転職市場は、厳しいのが現実です。

また、それが原因で中高年の引きこもり件数も増加傾向にあります。

事実、私も70社近く応募してようやく内定いただけました。

 

これまでのキャリアを見つめ直し、その経験を評価してくる企業があるのも今回の転職活動を通じて知ることができました。

 

諦めなれば必ず縁がある企業と出会えるはずです。

 

いま、私と同じような境遇で苦しんでいる40代の方も諦めず、ご自身の経験を評価してくれる会社を見つけて欲しいと願っています。