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【書籍 おすすめ】理不尽に逆らえ。 ~真の自由を手に入れる生き方~ 読んでみた感想書きました。

 

 

こんにちは nyo-gult(飲むヨーグルト)です。

 

今回紹介する本は「理不尽に逆らえ。~真の自由を手に入れる生き方~」です。

■著者 堀江貴文

堀江貴文 - Wikipedia

 

なぜこの本を読もうと思ったのか? 

 

本のテーマが「怒り」と言うことで、なにやら不吉の予感・・・
まさか本を通じて「SNSで炎上をさせるテクニックの紹介?」
と思いきや「正しい怒り方で、現状に不満があれば打破していこう」と言う話をパラッと本をめくってわかったので読んでみることにしました。

注目した言葉をPICK UPしていきます。

本書は、6章から構成されています。

  • 第1章 理不尽には逆らえ ~賢く怒り、自分を守る
  • 第2章 怒りをがまんしない ~都合のいい奴になるな
  • 第3章 怒ることで世の中を変える ~人生をラクにするために
  • 第4章 なぜ君は怒るのか? ~読解力のなさと感情主義論
  • 第5章 批判を論破する ~僕の言動にはすべて理由がある
  • 第6章 好きな人とだけ生きていく ~怒りを生まない環境に身を置く

 


第1章 理不尽には逆らえ 注目した言葉①

この本で僕は「ADHD」の代わりに「多動力」というポジティブな言葉を発明した。
すべてのモノがインターネットとスマホでつながり、全産業の壁が高速で溶けていく。
そんな時代の必須スキルとして「多動力」の必要性を説き、一種の流行語にした。
それによって、それまで「ADHD」と言われ、傷ついていた人も自己肯定感を持てるようになった。 

ADHDとは「注意欠陥 多動性障害」のこと  引用元 理不尽に逆らえ P42

ADHA」から「多動力」に変えただけで、言葉のイメージは大きく変わります。
また「多動力」は、言葉のイメージを著者が日々の行動で示し、実業家として数々のプロジェクトを成功させていることで説得力が増したと思います。

世の中には「ADHD」をはじめマイナスイメージの言葉があります。

「引きこもり」「ニート」など社内的マイナスイメージを持った言葉を「多動力」のように自己肯定感を持てる言葉におきかえることができれば、日本社会は、もっと良くなるはずですね。

第2章 怒りをがまんしない 注目した言葉②

今は黎明期の日本の宇宙産業だが、いずれ必ず花開く時がやってくる。自分が本当にやりたいこと、意義があることであれば、理不尽な状況に逆らってもでも実現しよう。
今の僕のように困難な状況だからこそ大きなチャンスがあるのだ。
引用元:理不尽に逆らえ P69

 

 

私は、著者の宇宙産業には夢があり応援している一人です。

 

私は、いわゆるガンダム世代であり人々が地球の大地を離れ宇宙空間に生活することにより、人間が今まで気づかなかった能力は発見されるかもしれない・・・みたいなワクワクがありました。

この章では、インターステラテクノロジズ社の観測ロケットを打ち上げる話からアメリカ大手企業の宇宙事業の本格参入、日本の宇宙産業のビジネス展開が遅い理由など詳細に書かれています。

 

日本の宇宙産業が発展する可能性について、

日本の地理的環境
ロケットを構成する高性能な部品がすべて国内調達可能

低コストのロケットを量産し、宇宙空間に人とモノが往来することにより新しいビジネスが生まれる・・・。

夢がありますね。

日本の宇宙産業の既得権のを打破して、誰もが宇宙旅行にいける時代が来ることを期待しています。

まさに理不尽に逆らえ!!

 

第2章 怒りをがまんしない 注目した言葉③

「面倒なことのほうがコスパが良いと言うことをみんな知らない。
 面倒であればあるほど競争相手が少ないから結局、ROI(費用対効果)
 良くなってくるんです。」
引用元:理不尽に逆らえ P92

 

この発言は、「SHOWROOM」を手掛ける起業家・前田裕二さんの言葉です。

「一発当てて逆転する」と言う発想に陥りがちですが、実は面倒な事であればあるほど勝率は高いと言うことですね。

私は、面倒のことを頭の中から排除しがちでしたが、これを気に考え方を改めることにしました。

面倒なことが続くと理不尽さを感じたりするものですが、面倒のことを積み重ねることで今までと違う感情や感覚を得られるのだと思います。

第4章 なぜ君は怒るのか? 注目した言葉④

「人間は生きていくうえで一番重要なのは、的確に情報を手に入れることだ。
 それを元に判断して次の行動を選択していかなければ、生存できない。
 ふわふわしたものを排除して、常にクリアにしておかなければならない。」

引用元:理不尽に逆らえ P151

 

この言葉は、著者のTwitterに投稿されたコメントに端を発しています。
著者いわくは「読解力」がないことによる本質を捉えないリプライが多いというのです。

ふあふあしたコメントは気をつけるべきですね。

今の世の中は、メディアの形態が多様化し、特にスマホを中心としていろいろな情報にアクセスできます。

そのひとつひとつの情報の真意を考え、的確に読み取り行動につなげていくことで新たな気づきや新しいビジネスチャンスにたどりつけるのだと思います。


第5章 批判を論破する 注目した言葉⑤

「ベストセラー「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)で広く知られることになったアドラー心理学にはいろいろな要素があるのだが、一つ重要な
ポイントとして、子育てをするときに子供を下に見ないと言う原則がある。」
引用元:理不尽に逆らえ P182 

 

ここでは、子供が犯したミスを単に叱りつけるのでなはく、子供目線で「なぜミスを犯したのか?」対等な立場でアドバイスをすることを言います。

そのことにより、子供は私たちが知らない数多くのトレンドに興味をもち、大人に教えてくれたりもします。

私もSNS使い方やブログの始め方など、ユーチューブで若い方の説明動画を見て勉強になると感心しています。

子供に教え諭すと言う考え方ではなく、素直な気持ちで年齢に関係なくお互いに学んでいける環境づくりは大切であると感じました。


この本を読むべき人

・理不尽なことで憤っている人
・著者の理不尽に逆らう真意を知りたい人
・困難状況を打開するきっかけがほしい人
ホリエモンのファンの人


まとめ

最初の著書のタイトル「理不尽に逆らえ」と言うことなので、やたらと怒りほえまくると思いきや社会システムや企業、あるいは個人に至るそれぞれの場面で「理不尽に感じる問題」に着目し、理論的に解決方法を提示してくてる作品です。理不尽と感じるには、そこに矛盾や問題点があり、その本質を見抜くことで一人ひとり現状を変えていくことができる。
その積み重ねが社会を良くする・・・そんなメッセージを込められた作品です。