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【書籍 おすすめ】転職と副業のかけ算 ~生涯年収を最大化する生き方~ 読んでみた感想書きました。

こんにちは nyo-gult(飲むヨーグルト)です。
 
今回紹介する本は「転職と副業のかけ算 ~生涯年収を最大化する生き方~」です。

著者の紹介
motoさん
 
最近話題の方ですね。「本業1000万、副業4000万を稼ぐ」で有名になりました。
またTwitterのフォロワー6万人、ブログ「転職アンテナ」など有益な情報を発信しています。
 
キャリアも
①地方ホームセンター
②人材企業
リクルート
④ITベンチャー
⑤広告ベンチャー
と多彩なキャリアを歩んでいます。
 
令和時代のサラリーマンのロールモデルではないでしょうか?
 
■なぜこの本を読んだか?
 
書店やネット販売サイトでえらく人気になっていた本でした。
レビューも高評価が多く気になる1冊なので読んでみることにしました。

  

本書は、5章から構成されています。
 
  •       序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手にいれる時代

  •       第一章「年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由」                              

  •       第二章「地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方

  •       第三章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」 

  •       第四章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」

  •    第五章 生涯年収を最大化する生き方

個人的に注目したポイントを上げていきます。

 


序章「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手にいれる時代 

企業に依存しないサラリーマンになれ

令和時代は、「正解のない時代」なのかもしれない・・・
序章は、そんな始まり方をします。
昭和、平成と続いた大企業安定時代は終わりを告げ、「終身雇用制度の崩壊」の言葉
が世の中を響き渡るようになりました。
その背景は、少子高齢化による人口減少とテクノロジーの進化による人工知能(AI)や機械化による「人から機械へ」の転換が挙げられます。
では、この「令和時代に求められるものは何か?」
企業に依存しないサラリーマンです。

具体的には
①いつもでも転職できる状態にしておく
②どんな環境でも自分でお金を稼げる
③給与以外の収入がある
以上の3つが必要です。

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第三章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」

上司の評価より「市場評価」に軸をおく

今の世の中は、二人に一人が転職する時代と言われています。
と言うことは、自分の市場価値を上げていくことが大切です。
業界や職種により求めらるスキルなどは違うこともありますが、ここで著者が示した市場価値を高める5つの力を紹介します。
 
市場価値=生産性を高める5つ力
①論理的な思考ができる力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰してうえで、課題を特定する力
④課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤①~④を用いて組織をマネジメントする力
引用元:転職と副業のかけ算 P81
著者は、年収1000万を超える求人に見られる特徴と指摘しています。
ですが、市場価値を高める5つの力は、どの立場の人でもできる思考法です。
日々の行動から取り組むことで市場価値をあげていけるのではないでしょうか?
業界・業種に関係なく汎用的に使える考え方であり、コンパクトで思考しやすいのでおすすめです!!
 

第二章「地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方

経営者目線を「自分」にあてはめる

自分と言う会社を経営する目線を持て
僕はこの考え方を「自分株式会社」と呼んでいます。
 
引用元:転職と副業のかけ算P72
この考え方は、本業にして副業にしても大切な考え方だと思います。
普段の「生活のコスト意識」や「本業の収入」を増やすには、対価に見合った労働価値の提供はできているか?を考えないといけません。
 
労働集約型のアルバイトの副業ではなく、コンテンツ配信による副業であれば会社の看板はなく個人をブランド化する必要があります。
個人で1円を稼ぐ・・・かなり大変です。
その1円を稼ぐにはどうしたら良いか?
その試行錯誤を繰り返すことで、問題点を改善して収益化をする行為に「自分株式会社」と言う考え方があてはまると思います。
その成功体験は、必ず本業にも生かされるはずです。
私個人として心にささったワードでした。


第四章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」

本業や過去の経験をお金に換える

人は「自分にとって有益な情報」にお金を使います。
引用元:転職と副業のかけ算P190
人それぞれ色々な働き方があり、さまざまな経験をしています。
その個人で得た経験や知見をもとに情報発信することで収益を手にできる・・・
すぐに著者のようにはいきませんが・・・
 
また、本業に割く時間を考えると労働集約型(アルバイト)ではなく資産として積みあがるコンテンツ(ブログやTwitterYouTubeなど)配信することを進めています。
SNSを通じて「〇〇で悩んでます。」など言った人の悩みや困りごと、あるいは「人の役立つ情報」などには、多様なニーズがあり本業の知見を生かし情報発信することで人に役に立つことができます。
 
それと同時に情報発信者は収益を得て、情報を読み取った方は「悩みを解決できる」と双方でWIN-WINの関係を築けるのです。
そう言う観点からも有益な情報は発信すべきだと思います。
みなさんTwitterやインスタグラムをやりましょう!!


「転職と副業のかけ算」を読むべき人


・20代~30代で転職を考えている方
・就職活動されている大学生
・営業スキルを高めたい方
・副業で収入を得たい方
SNSの正しい運用をしたい方


まとめ

著者は、4回の転職を経てキャリアアップし
本業=1000万、副業=4000万と言う離れワザができたのか?と言う
実体験をもとに語られています。社会構造が急速に変化する今の時代の新しいキャリア形成のではないかと思いました。
また転職活動をされる方には、著者の知見が詳細に盛り込まれていて転職テキストガイドを言えるレベルに感じます。
ぜひ参考にしていただきいと思います。
副業についても、「売上目標」を持ち、努力しつづけることの大切さ・・・
大いに学ばせていただきました。
まさに令和時代のロールモデルと言ったところでしょうか?
ぜひ手に取っていただきたい1冊です。