【資格】DIYアドバイザーにチャレンジ!! 私がやった試験対策
こんにちは nyo-gultです。
今回のブログは「DIYアドバイザー」資格についてご紹介します
そもそも「DIYアドバイザー」資格ってご存じでしょうか?
「DIY=do it yourself」の訳で、自分でものを作ったり、修繕したりといわゆる日曜大工と言う意味です。
最近では、「快適な生活空間を作りたい」と室内収納物を作ったり、賃貸物件の部屋をまるごとリメイクしたりなど活動が盛んになりました。
DIYの知識をより深めたいという方のニーズも高まり注目されている資格の一つが「DIYアドバイザー」です。
ここでは資格の内容や試験、取得後のメリットなどをご紹介していきます
- DIYアドバイザーってどんな資格?
- DIYアドバイザー資格の試験概要
- DIYアドバイザー資格の合格率は?
- DIYアドバイザー資格 1次試験対策
- DIYアドバイザー資格 2次試験対策
- DIYアドバイザー資格のメリット
DIYアドバイザーってどんな資格?
DIYアドバイザーは、住まいのお手入れ、補修、修繕を自らの手でおこない「快適な生活空間を創造したい」方にDIYの指導・相談にたずさわることができます。
この資格は、1983年に発足し資格取得者は累計20,000人を超えています。
最近ではコストを掛けずに家の修繕や補修をされる方が増えてきました。
補修に使う製品の正しい知識や使用方法を知ることで、自らの手でなおすスキルを目指してみてはいかがでしょうか?
DIYアドバイザー資格の試験概要
■試験は、毎年1回おこないます。
■受験資格
試験が行われる年度の4月1日における年齢が18歳以上であること。それ以外は問いません。
■試験日
試験は1次試験(学科)と2次試験(実技・面接)があります。
1次試験 8月中旬
2次試験 11月
■試験内容
1次試験:選択式約50問と記述式2問。
制限時間:90分
点数:200点満点
出題される内容は、「住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識」、「DIY用品に関する基礎知識」、「DIYの方法に関する基礎知識」、「DIY関連法規」になります。
2次試験は、1次試験合格者が受験可能です。
2次試験:実技試験 大きなテーマ3題出題 6名1組で実施
制限時間:実技試験 各1問 10分×3題、面接は3人一組で20分くらい
DIYアドバイザーハンドブック(技能編)、実技試験過去問からメインに出題されます。
詳細は、こちら・・・
https://diy.or.jp/diy-adviser/diy-test/test-guide.html
DIYアドバイザー資格の合格率は?
気になるDIYアドバイザー資格の合格率は?
平成30年度のデータを見ていきましょう。
■受験者数
1次試験 1,165名(女性 273名)
1次試験合格者 534名(126名)
1次試験 合格率 45.8%
ここで半数が足切りと言った感じでしょうか・・・
2次試験(実技・面接) 762名(女性 171名)
2次試験合格者 457名(女性 108名)
2次試験合格率 60%
DIYアドバイザー登録者数 457名(女性 108名)
最終合格率 32.8%
そこそこ難しい試験かなと思います。
DIYアドバイザー資格 1次試験対策
ここからは私がとったDIYアドバイザー1次試験対策についてご紹介します。
あくまで個人的手法と言うことでご了承ください。
DIYアドバイザー1次試験は、選択式が50問と記述式が2問が出題されます。
勉強に必要なものは
①DIYアドバイザーハンドブック
②学科試験問題集(過去問 8年分載っていたと思います)
の2冊です。
1次試験の合格点は、公表されていません。
ですが、他の方のブログ写真に1次試験の合格通知にその年の合格点数が良く載っているのを目にしました。
だいたい130点~140点の間くらいが多いです。
そこで私が試験対策でとった方法は・・・
過去問題集の選択式50問を3回転させる方法です。
そしてテキストは辞書代わりに使う・・・。
・1回目→各年の問題50問を1セットとして、ひらすら解きます。
間違った場所を解答とテキストでチェック。
・2回目、3回目も同様にしていくとミスも少なくなり正解率が上がります。
選択式50問で7割以上の正解率があれば合格できます。
また記述式問題は、参考程度に解いて下さい。
同じ問題はでないので・・・。
私が受診した2018年度のDIYアドバイザー1次試験は、合格点数133点→得点144点で合格でした。
特にDIY協会が主催する学科試験対策セミナーとかには出ていません。
独学でも十分合格できます。
試験に出てくる工具や材料が、テキストだけではイメージしづらいと言う場合は、お近くのホームセンターで確認すると良いと思います。
DIYアドバイザー資格 2次試験対策
DIYアドバイザー資格1次試験を無事に突破したところで、いよいよ2次試験へと進みます。
2次試験は、「実技・面接」です。
私が、2次試験の勉強で使用したものは
①DIYアドバイザーハンドブック(技能編)
②実技問題集(過去問 7年分掲載)
③ノミ(手工具)
④アンカーボルト各種
を用意しました。
えっ これだけ?と思われるかもしれませんが、理由は後ほど説明します。
当初は机の上でテキストや過去問を読んでいましたが、問題に沿った作成物を作るイメージがまったくわかない・・・
しかも1問題につき10分で作らないといけない・・・
家の中で木を切ったり、金槌を使ったりと近所の目もあるし・・・
そこで私がとったDIYアドバイザー資格2次試験対策は
①DIY・ホームセンター協会が行う実技試験研修への参加
②近くホームセンターで実技試験の過去問を練習→週2回 2~3時間くらい
③DIYアドバイザー実技試験対策しているYouTube動画を見る
では順に説明してきます。
①DIY・ホームセンター協会が行う実技試験対策研修への参加
研修概要は
日程:毎年10月 研修は、1日で終わります。
場所:東京、大阪
費用:¥16,500 (税込み)
講座内容:電動工具、道工具、建材、設備・金物等に関するDIYの実技、 DIYの指導、相談に携わるのに必要な技能に関する研修
やはりDIYの素人が実技試験の問題を読んだだけでは解けないです。
そこでDIY・ホームセンター協会がおこなう実技試験対策研修へ参加しました。
私が参加した日の実技試験研修の内容は
・木工・組手
・電動工具ジグソーを使って板に円をつくる
・アンカーボルト各種の取り付け方
・ドア錠の取り外しと取り付け
・アクリル板の切断及び接着
・タイルの切断と目地の間にコーキングをする
・壁紙を貼る
と言った内容でした。
触ったことがない工具や材料を目にして練習できるのは、やはり大きな経験値になりました。そして過去問題集の解き方がイメージしやすくなります。
DIYの経験がない人にはおすすめの研修会です。
②近くホームセンターで実技試験の過去問を練習→週2回 2~3時間くらい
DIY・ホームセンター協会がおこなう実技試験対策研修は、10月にある1日だけです。あとは自分で過去問を練習するしかありません。
家はマンションのため、実技試験の練習ができません。近所迷惑なので・・・
そこで地元のホームセンターに行ってみたところ、なんと無料で使える工作スペースを発見しました。しかも電動工具や基本工具の貸出しも無料です。
私が利用したホームセンターは、こちら↓
こちらのホームセンターの「DIYラボ」と言う作業スペースを借りて、木工の問題を重点的に練習しました。理由は、DIY協会の実技試験対策研修の参加者から「実技試験3問のうち1問は必ず木工の問題が出る!!」と言う指摘を受けていたからです。
練習する木材は、ホームセンターで売られている端材を利用しました。
お値段が¥10~¥50とお得です。
そして、ひたすら木工の問題を練習しました。
あとは、研修会で習ったアンカーボルトの取り付け方も・・・
ひたすら木工の問題を練習したせいか問題を完成させる制限時間10分を切れるようになってきました。
③DIYアドバイザー実技試験対策しているYouTube動画を見る
しかし、ここで問題が・・・
実技試験は、木工だけではありません。
「ドア錠の取り外しと取り付け」や「壁紙を貼る」、「単水栓の分解と組みなおし」など多岐に渡ります。
そこで私が活用したのが、DIYアドバイザー実技試験対策しているYouTube動画を見ることでした。
おすすめYouTube動画は、こちら↓
以上の3つの対策をしてDIYアドバイザー2次試験に臨みました。
実技試験の出題内容は、すべては明かせませんが木工の問題は1題でました。
あと、実技試験の合間に面接がありますが、普通に受け答えできれば問題ないと思います。
■面接で聞かれたこと
・お勤め先はどんな会社ですか?
・なぜDIYアドバイザーを目指そうと思ったのか?
・仮に試験に合格したら資格をどのように役立てるか?
言った内容でした。
合否には直接影響しないでしょう・・・
DIYアドバイザー2次試験も終わり結果を待つのみとなりました。
結果は・・・
合格しました!!
DIYアドバイザー資格のメリット
DIYを趣味としている人は、自己流でやっている方が多いのではないでしょうか?
私は今回のDIYアドバイザー資格試験の勉強を通じて、木材や金物と言った材料や工具の種類と使用方法を学ぶことができて、ちょっとした家の修繕ができるようになりました。またホームセンターに買い物に行っても、陳列している商品の意味がわかるようになります。商品の意味がわかると「家でDIYをしよう」となったときに、「どの材料が必要で、どのように加工したら良いか?」とイメージができるようになり、作業自体が楽しくなります。最近では女性のDIYをする方も増えていますので、基礎から学びたい方にはおすすめ資格です。