【危険物乙4試験】私が選んだテキスト1冊で受験してみた感想
こんにちはnyo-gultです。
今回は、お手軽に取れる国家資格として人気の危険物乙4をテキスト1冊だけ選んで挑戦しようと思います。
私は、コテコテ文系出身なので大丈夫かなぁ?と思いつつ、同じ文系出身で危険物乙4を目指される方に勉強方法や受験時に心がけたことなどをお伝えできればと思っています。
そして私が危険物乙4の受験の際に活用したテキスト問題集も合わせてご紹介します。
そもそも危険物乙4ってどんな資格?
危険物乙4=正式名称 「危険物取扱者 乙種4類」
第4類は可燃性液体(ガソリン、軽油、灯油、重油など)の取り扱いがメインになります。可燃性液体を使用・管理する職場も多く資格の需要は高いと言えます。
受験概要
・受験日:東京 ほぼ毎週あります。
・受験料:¥4,600(非課税)
【試験科目&問題数】
・危険物に関する法令 15問
・基礎的な物理学及び基礎的科学 10問
・危険物の性質並びにその火災予防及び消化方法 10問
【受験形式】
・5肢択一式 マークカード方式
危険物乙四の合格率は?
令和元年
受験者数:221,867名
合格者数:85,669名
合格率:38.6%
引用元:一般財団法人 消防試験研究センター
【合格基準】
各科目60%以上の得点率が必要
合格率は、少し低いなぁと言う印象ですね。
私が選んだ1択!! おすすめテキスト問題集
この問題集を選んだ理由は、前書き部分に「この問題集を3回転させて下さい」と書かれています。非常にシンプルな指摘であったことと、問題集の作りが
・(例)「法令上の危険物」テキスト形式の解説⇒「練習問題」
と言うようにテーマごとに細切れになっていて読み進めながら問題が解けページが先に進むと言う特徴があります。
私がおこなった勉強法とは?
素直に著者の言う通り「テキストを読む」⇒「問題を解く」を3回転しました。
特に「指定数量」のところはゴロ合わせで暗記しやすい説明になっています。文系出身の方であれば、「危険物に関する法令 15問」、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化方法 10問」は、問題集を繰り返すことで暗記ができるので得点を稼ぐことはできると思います。
問題は、多くの方が指摘している「基礎的な物理学及び基礎的科学 10問」ではないでしょうか?
ただ、基礎的科学の問題で「液体→固体」=凝固や「固体→気体」=昇華など暗記で乗り切れる部分もあるのでそこを漏らさずに得点を稼ぐ必要があります。
私は、科学式や物理の計算は得意ではなく問題集に出て来ないパターンのものは、執着せずに捨てました。
問題集を解く際に、実際の試験をイメージして「必ず得点するところ」と「わからないところは捨てる」 を意識して解答していくと現時点で合格レベルにあるか?を確認できるのでおすすめの勉強法だと思います。
■勉強時間
・平日は1時間~2時間(勉強しない日もありました…)
・休日は、3時間~4時間
■勉強期間
・1カ月半ぐらい
あくまで各科目60%の正答率で合格できますから…
いざ受験!!
試験会場は、男性9割、女性1割?くらいの割合でしょうか?
年齢層も幅広い・・
いままで受けた資格試験とは何か違う雰囲気でした。
問題は、マークカード方式なのでわかる問題からサクサク解きます。
私は、科学式や物理の計算は得意ではなく問題集に出て来ないパターンのものは、執着せずに捨てました。
つまり、できない問題に時間を掛け過ぎない!!
物理や化学の問題に時間を掛け過ぎると、他の問題を解く時間が少なくなるのでわからない問題は一旦後回しにしてわかる問題を解くことが大切です。
結果は?
合格できました!!
【正当率】
法令:90%
化学 物理:70%
性質 消化:90%
まとめ
危険物乙4を目指すきっかけは、当時勤めていた会社で資格手当がもらえると言う単純な理由からでした。しかしコストも時間もあまり掛けずに合格したい…
そんな思いから問題集を1択で選び、著者の言う「問題集3回転」を実行して合格できました。
受験してみた感想としては、問題集を出版している著者が進める勉強法をおこなえば、どんな方でも合格できる試験 だと思います。
文系コテコテの知識0からでも合格できるので…
また危険物乙4を取得した際に活躍できる場所として、
・一定数量以上の危険物を取り扱う化学工場
・ガソリンスタンド
・石油貯蔵タンクやタンクローリーを取り扱う所
など多くの領域で生かすことができる資格です。
現在、日本はコロナショックで経済状況が不透明で先行きが見えない時代になりました。資格は、「オワコン」と言う方も多いですが勉強したことのアウトップの一環でスキルアップに役立ててみても良いのではないかと思っています。
1冊のテキストと数千円の受験料でちょっとしたインプット→アウトプット→「資格を得る」と言うのはいかがでしょうか?
この記事を読んで下さった方が、新たなアクションを起こすきっかけになればと思っています。